体臭にオルニチンが効く!オルニチンの具体的な作用まで徹底解説
体臭にはアンモニア分解能力の低下が関係
体臭の原因の一つに、肝臓内の働きがうまく機能しないことがあげられます。
タンパク質を分解する過程で、アンモニアが生じます。
このアンモニアは肝臓内で無害な尿素に変換されるのですが、肝臓の機能が低下しているとその機能がうまく働きません。
肝臓の機能が低下すると同時に、アンモニアの分解能力が低下してしまいます。
アンモニアの分解能力低下によって、分解されなかったアンモニアは血液に流れ出し、 汗とともに体外に排出されます。
体臭の中でもきつい「アンモニア臭」は、このアンモニア分解能力の低下が原因です。
オルニチンがアンモニアを分解
オルニチンはアンモニアを分解することができます。
肝臓には「オルニチンサイクル」と呼ばれる、アンモニアを無害な尿素に変換する作用があるためです。
このオルニチンサイクルを正常に維持することで、アンモニアを分解し、体臭を抑えることができます。
では、具体的にオルニチンサイクルではどのようにしてアンモニアを分解しているのでしょうか。
次の項目で詳しく解説します。
オルニチンサイクルの詳細
オルニチンサイクルの目的は、体内にあるアンモニアを排除により、細胞を保護する役目があります。
私たちの体内では毎日約10から20gのアンモニアが分解されています。
オルニチンサイクルでは、アンモニアを分解することで、体内で過剰にアンモニアが蓄積することを回避します。
このアンモニアは、体内の細胞へ悪影響を及ぼすため、オルニチンサイクルによって早めに分解しておかなければいけません。
オルニチンサイクルはアンモニアを分解することによって、細胞へのダメージを未然に防ぐのです。
元々オルニチンは体の中に存在しますが、アンモニアを分解するオルニチンサイクルの不調時に、補充する必要があります。
オルニチンを補充することで、アンモニアを分解する能力を高めることができるのです。
まとめ
体臭はアンモニアが原因となって発生することもあります。
アンモニアが原因の体臭をアンモニア臭と呼びます。
このアンモニア臭は、体内で処理しきれなくなったアンモニアが汗によって外部に流出することで発生します。
体内でアンモニア処理機能を高めるには、オルニチンサイクルを活性化させなければいけません。
その活性化のためには、オルニチンの補充が必要なのです。
体臭のアンモニア臭が気になる場合は、オルニチンを摂取しましょう。